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岩永勝敏(いわなが かつとし) プロフィール
1939年6月16日生まれ
カメラマン、ドキュメンタリー映画監督

 

 

 

 

 

中国上海生まれ。小中学校を長崎県諌早市で過ごし、1958年に諫早高校を卒業。60年に上京して記録映画社へ入社、67年からフリーの映像カメラマンとしてテレビ、コマーシャル、ドキュメンタリー、劇映画などで活躍。教育映画の第一人者である中山節夫監督の作品に数多く参加し、「いまできること・・・」(77年)は赤十字映画祭長編部門奨励賞を、「海と太陽と子どもたち」(81年)は文化庁優秀作品をそれぞれ受賞した。

農林水産省が進める諫早湾干拓事業を知った87年からは、故郷の有明海を撮り始め、記録映画「干潟のある海 諫早湾1988」を監督・撮影。89年から九州へ拠点を移し、「生命あふるる干潟の海 有明海」 「沈黙の埋葬 1988〜1998諫早湾」を制作して、『諫早湾3部作』を完成させた。
特に1作目の「干潟のある海」は、イタリア・サルジニア島で開催された、92年度国際海洋ドキュメンタリー映画祭で金賞を受賞するなど高い評価を得た。

97年4月に諫早湾が堤防で閉め切られてからは、干潟衰退への悲観から撮影を取りやめていたが、交通事故を機に撮影を再開。
2005年1月から1年余りをかけて、有明海沿岸の長崎、佐賀、福岡、熊本4県で約50種類の干潟漁と伝統漁法を10時間以上にわたって16ミルフィルムで撮影し、90分の記録映画「今、有明海は−消えゆく漁撈(ぎょろう)習俗の記録」を制作した。
撮影には、「奇をてらわず、人も生物も目線の高さから撮影する」という姿勢で臨み、日々のささやかな漁の光景を90分間に渡り紹介することで、高いメッセージ性を評価され、2006年の文化庁映画賞の記録映画大賞に選ばれた。
最新作は、「有明海に生きて 100人に聞く、海と漁の歴史と証言」

趣味は、自宅近くの畑で自給自足を目指しての野菜作り。

 
 
       
 
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