平成18年度(第4回)文化庁映画賞
<文化記録映画部門>文化記録映画大賞
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(文化記録映画部門贈賞理由)
有明海という豊饒な自然とそれに共生し生きる人びとを、有明海の多彩な漁法を丹念に、じっくりと撮り、それをわかりやすくコンパクトにまとめて構成することを通して、明らかにしていく。ここには、映像に対する蓄積と深い確信があり、また、有明海の自然とそこに生きる人びとへの愛情がある。地域に根ざし、共に苦しみ、共に喜ぶ、その生活の根を見つめて描く映像は、貴重なだけでなく、今後の映像の方向性を示すものである。 |
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(映像メディア研究家 原田健一氏)
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「今、有明海は…消えゆく漁撈習俗の記録」
解 説 常田 富士男(トキタフジオ)
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《略
歴》
昭和12年、長野県生まれ、
熊本県阿蘇郡南小国町で育つ
35年、高校卒業後上京、
演劇企画集団66結成
41年、米倉斉加年と劇団青年劇場を結成
レギュラーとして活躍した
巨泉・前武のゲバゲバ90分!!では、
その独特の存在感から注目を
集め、その後は舞台中心に、
テレビドラマや映画などで活躍 |
50年、まんが日本昔ばなし放送開始、日本各地に伝わる民話を
ベースにした昔話を読み聞かせる市原悦子との語りは
あまりにも有名
この作品がきっかけで、現在は昔話の語り手としても活躍している
62年、アニメ映画「銀河鉄道の夜」「天空の城ラピュタ」「源氏物語」の
3作で、第4回日本アニメ大賞声優部門・特別演技賞、受賞
平成 7年、第30回モービル児童文化賞、受賞
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